Vol.107

2011.08.03 Up

☆彡。。・・思い出・経験・パートU、そして、要望・・。。☆彡

 昨日で幼稚園の大きな行事も終わり、ちょっと一息ついてる幼稚園だが・・
仕事は、次から次へと私たちをとりこにしていく。何もここまで・・と思うが、子どもたちのことを考えるとついつい体が動いてしまう。
これも子どもたちとの思い出づくりかなぁ〜と、一人で笑っている。
  前回に続いて幼いころに経験したこと、楽しかった出来事、思い出について書いてみたい。友だちとの話が盛り上がるにつれて、色々な友だちの名前があがってきては、それを肴にしてお酒の方もピッチが上がってきた。(ちなみに私はアルコールは一滴も飲めないので常にハンドルキーパーである)
  そんな中、私の・・というより幼稚園の話が中心になってきた。「今、親が学校に怒鳴りこんできたり、文句をいったりするそうやけど・・幼稚園もそうなの?」「今の若い親って大変なんやろう?」って、話になっていった。
私の答えあっははは。読んでくださっている方の想像に任せます。
現代の世相の話、政治の話などをしながら、昔のわんぱく坊主の頃の話にまた戻った。そして、私に「今の子どもたちは、喧嘩の仕方も仲直りの仕方も、木登りの仕方も知らん。喧嘩も陰湿で堂々とすることが出来ん。子どもの喧嘩に親が出てくる」などなどの話が我先に出てきた。
「幼稚園の経営も難しいやろうけど、喧嘩や怪我のひとつ、ふたつ、みっつ・・怖がらずにさせて。親が文句を言ってきても、正しいことは正しい、間違っていることは間違っている!とはっきり言える幼稚園であって欲しい。今!今しかないやろう」って言われた。「今、経験することが大人になった時に【心】の豊かさにつながっていくんだから。」また「三つ子の魂 百まで!というように、小さい時に何でも経験させて、人を思いやる人間・社会人にせんといかん」と言われた。そして、まさか【美和台幼稚園は、親のご機嫌をとってぺこぺこ頭を下げてばかりしてないやろうねぇ〜?】とも言われた。
この時、集まった友だちは特別に幼児教育に携わっている人たちではなかった。が、今の日本を憂いていることは確かだった。私たちの幼いころとは随分と時代が変わった。人の【心】も変わったかも知れない。しかし、今回の震災を境にみんなが「日本はひとつ」と言う大きなスローガンを上げて復興に向かっている。今の日本を漢字一文字で表すとなんという漢字で表すことが出来るだろうか・・そこには【絆】という文字が、断然一位で書かれていた。
今こそ、「日本」がひとつになって・・【心】もひとつになって、日本人にしかない【絆】を大切にして、これからも「幼児教育」にあたっていきたいと思う。
そして、友だちが言ってくれたように「善悪の区別」が、大人になってもキチンとつけられる【人】を、育てていけるように自分自身も頑張っていきたい。