Vol.106

2011.07.01 Up

☆彡。。・・思い出・・経験・・。。☆彡

 久しぶりに中学の同窓生と会った。来年の【同窓会】の打ち合わせのためである。ほとんどの顔ぶれが小学校からの知り合いで幼馴染である。「わぁ〜!久しぶり!」の挨拶から始まり、小・中学校の頃の話に花が咲いた。
れんげの花畑なのはな畑、高学年でのクラブのこと、担任のこと、叱られたこと、怒られたこと、褒められたこと・・喧嘩をしたこと、中学校の校庭に花畑をつくるために、みんなで海岸に行って石を拾ってきたこと、怪我したこと・・

男性陣は、暑い夏の日にこっそりとすいかを盗みに行ったこと、海に潜って魚やあわび、サザエをとってきては砂浜で焼いて食べたこと。団塊世代の私たちではあったが自分たちで自然の食べ物を探しては口にしてた。
真っ赤な夕日が沈むころ海に行くとカニが波打ちぎわで遊んでいる。それをつかまえて家に持って帰ると母が大きな鍋でゆでてくれた。真っ赤にゆであがったカニはとっても新鮮でおいしかった。

秋になると薬草(せんぶり)をとりに行っては、熟した木の実も食べた。桑畑にはたくさんの桑の実がなり甘酸っぱい香りがあたり一面に広がっていた。その桑の実を食べると口のまわりも、舌も真紫になり中々その色が消えなかった。

山にはアケビの実がぱっくりと口をあけて今にもこぼれおちそうに白い実を見せていた。山芋のつるがからまり、その下をゆっくりと丁寧に掘っていくと天然の山芋がくねくねとおり曲がるようにして出てくる。それを折れないように上手に掘り出して家に持って帰ると、夕飯のおかずが一品も二品も増えた。
天然の山芋はこっくりしていておもちのように粘りがありお味噌汁にいれるとまるでつきたてのおもちを食べているようだった。むかごも摘んだ。むかごはご飯を炊くときにお米と一緒に入れて炊くと、やはりつきたてのおもちを入れたような食感だった。晩秋の山には木のこがたくさんだった・・・

話しても、話しても、足りないくらいの経験・・思い出がたくさんある。自然がいっぱい思い出がいっぱい経験がいっぱい楽しさいっぱい友だち・仲間がいっぱいみ〜んな、私の人生の大切な宝物である。
今の【みわだいっこ】にも、思い出がいっぱい夢がいっぱいの人生を歩いて欲しいと思っている。幼稚園時代の喧嘩も怪我も思い出のひとつとして、何でも経験して欲しいと思っている。これが私の幼児教育の基本となっている。
次回も【思い出・経験】のパートUを書いてみたい。