Vol.086

2010.04.13 Up

☆彡。。・・新年度を迎えて・・。。☆彡

♪〜♪〜いつのことだか おもいだしてごらん・・〜♪〜♪
つい先日のことのように思い出される「卒園式」卒園していった子どもたちの笑顔と涙を宝物としてまた新年度・・平成22度を楽しく過ごしていきたい。

4月2・3日に新入園児の【幼稚園探検ごっこ】をした。幼稚園バスも平常通りの運行で、バスに慣れる練習、親元から離れる練習、幼稚園で新しい友達と遊ぶ練習、先生たちと遊ぶ練習・・・制服を着てくる子、私服の子、泣き叫ぶ子・・ニコニコ笑顔の子・・様々であったが、楽しいひと時であった。

・・「始園式」・・新しいクラス、新しい友達、新しい先生・・
全てが新しく始まるのに相応しく桜の花もまだ満開の様を呈していた。
4月10日・・「入園式」・・賑やかな一日だった。幼稚園が始まることを実感した一日でもあった。(ちなみに私の誕生日でもある)

4月12・・全員が登園する日である。生憎の雨でどうなることかと心配したが、私の予想を否定するかのように子どもたちは、元気!元気!であった。
朝早くから出勤して、泣く子どもたちをおんぶに抱っこして私の存在をアピールするぞ!と覚悟していた私は拍子抜けした。

そういえば、年々、泣く子が減ってきたように思う。当園では、毎年、6月くらいから新入園の子どもたちを対象に「幼稚園見学会」を開いている。その頃から泣く子が少なくなったように思う。
見学会のたびに、幼稚園の門をお母さん・・時にはお父さんと一緒にくぐることにより、幼稚園に対しての不安が取り除かれるのと同時に、在園児の子と一緒に遊んだり、部屋でおうちのかたと一緒に製作をしながら、集団生活の楽しさ、作りあげる楽しさ、先生たちの紙芝居やパネルシアターなどに親しみを感じ『幼稚園って楽しい所なんだ』ということがわかってきたからだろうと思う。

これからも、この『幼稚園って楽しいところなんだ』と子どもたちが心底思えるような幼稚園作りを続けていきたいと思う。そして、子どもたちと、保護者と、幼稚園が一体化できるような【楽しい幼稚園】にしていきたいと思う。
ありきたりのことしかコラムに出来ない私だが41年の経験をもっともっと生かして【幼児教育】の現場で発揮していきたいと思う。
本年度もこのコラムを読んでいただければ幸いである。