Vol.080

2009.07.23 Up

☆彡。。・・一学期を振り返って・・。。☆彡

 7月22日・・46年ぶりの「皆既日食」を幼稚園の子どもたち全員で見た。
お空が暗くなってきたねぇ」「そうよ、お日様が月にかくれるとよ」子どもたちは今か今か・・とその時を待っていた。専用のグラスで太陽がかけ始めるのを確認して子どもたち伝えると一斉に歓声があがった。そして、「きれいねぇ
三日月さまみたい」「バナナみたい」と、しばし、太陽と月の移り変わりを見ていた。残念ながら最後までみることは出来なかったが子どもたちのには天体・・宇宙の素晴らしさがしっかり残ったと思う。
そんな中、今日で一学期が終わろうとしている。年長、年少、ひよこ(満三歳児)は、終園式を終えて自宅に戻り夏休みを迎えるが、園内ではまだまだ賑やかな声が響き渡っている。年中組の「お楽しみ会」である。一端帰宅してまた3時に幼稚園に出てきて、野菜を自分たちの手で切って夕食の準備をして・・・

今はスイカ割りに歓声をとどろかせている。「前、まえ、前」「違う、ちがう、反対側」と息をもつかせぬ早業で教えている。なんと無邪気で、なんと輝いていることか・・!そんな子どもたちをみていると教えられることばかりだ。

給食室ではおいしいカレーの臭いがいっぱい!である。おいしい臭いが子どもたちの食欲をそそらせてくれるだろう。ましてや自分で切った、じゃがいも、にんじん。きっと満足げにおなかいっぱい食べてくれることだろう。
その後、ちょっとしたお化け大会をして、キャンプファイヤーを囲んで盆踊り、、つめた〜いアイスクリームを食べながらの花火大会・・その頃は日もとっぷりと暮れて、あどけない子どもたちの顔が七色の花火に映し出されていくことだろう。幼稚園の先生になってよかった!と思える瞬間でもある。

今日は当園の卒園生(高校生)が、手伝いに来てくれた。「先生、幼稚園のことはよく覚えてる」と言う。「楽しかったぁ〜!一泊二日のキャンプも楽しかったぁ〜」と言う。高校生になっても幼稚園!楽しかった!とは泣かせる言葉である。今日のこの子どもたちも高校生になる頃には、きっとこの「お楽しみ会」のことを覚えて手伝いに来てくれるかもしれない。楽しみである。

今日のこの行事で一学期を終えるが、楽しい思い出がたくさんできた。
私は、幼児期にどれだけたくさんの楽しい思い出があるかで、その人の人生が変わると思っているので、これからも楽しい経験を子どもたちと一緒にしていきたいと思う。「みわだいっこ楽しい思い出をありがとう。