Vol.075

2009.05.01 Up

☆彡。。・・愛犬に教えられること・・。。☆彡

 4月25・26日に犬の競技大会があった。この大会の内容については以前にも書かせていただいたので今回は大会でもらった感動・勇気、やる気について述べたいと思う。私の愛犬は「ミニチュアダックスフンド」である。ご存知の方も多いと思うが、何しろ足が短く胴が長い犬である。名前はショウちゃんという。ちなみに男の子(雄)である。大会では一番足が短い犬で出場もスモールクラス(体高30cm以下)で出場する。しかし、スモールクラスとはいえ、他の犬は足は長い。およそショウちゃんの3倍くらいの足の長さである。

短い足で走り、トンネルをくぐり、タイヤを跳び、バーを跳び越えていく。
足が短い上に胴が長いので意識して跳ばないとバーを落としてしまう。一生懸命手足を縮めて跳び越すショウちゃん。ハンドラーの私と一緒に走りながら次の障害物へと向っていく。Aライン・・文字のとおりアルファベットのAの山を下から登り反対側へと降りていく。前足に、後ろ足に力をいっぱい込めて山を登るショウちゃんに「頑張れ〜!頑張れ〜!」の励ましの声をかけながら山を登り、下る・・ハンドラーの私の指示がちょっとでも遅れると犬は迷ってしまう。私の顔を、動作を一生懸命見ながら間違いなくコースを走るショウちゃん。犬と一体化を覚える時でもある。

他の犬よりも短い足・・・ちょっとハンディーがあると思うがショウちゃんは自分が持っている全ての力を振り絞って走る。これが自分の走りだ!と力強く走る。私は短い足だから負けても仕方がない・・という諦めの気持ちを持ったことがある。でもショウちゃんは「お母さん、僕、足が短いけど頑張るね」とでも言うかのように練習を楽しんでいる。その姿に私はどうせ・・・と思った自分を恥ずかしく思う。職員には最善をつくしなさい。常に最善をつくしなさいと言ってる自分が恥ずかしい。犬に教えられた。常にベストを尽くすことを!