Vol.066

2008.11.05 Up

☆。。・・ 統 一 ・・。。☆

松下電器・ナショナル・・として、日本の電気メーカーを背負ってきた会社、松下電器。創業者の松下幸之助氏(故)の名をとって松下電器と命名されたそうだ。経営の神様として慕われ、日本国内は勿論の事、全世界にその名を轟かせた松下電器。私も松下氏の経営方針に心打たれて書籍を何冊も読ませていただいた。
実際に松下氏の講演を拝聴させていただいたことはないが、松下氏の側近中の側近と言われた方の講演は何度か拝聴させていただいたものだ。その方々が口をそろえておっしゃることが「松下は経営そのものもだが、誰に対しても心配りが最高の人だった。この人のためにならなんでもしたいと思わせる人だった」と言われた言葉が耳に残っている。
私も当園の職員にそう思われるような園長になりたいものだ。

その松下電器が、社名を統一するようになった。松下電器、ナショナル、パナソニック・・幾つかあったこの呼称を「パナソニック」だけの呼称にするようになったそうだ。理由としては幾つかの呼称があるとお客様に混雑を招くということだそうだ。創業者が掲げた命名を排除するにはそれなりの苦悩はあったかも知れないが「統一」の大切さを選ばれたのだろう(より以上の詳しいことはわからないが)

これを当園に置き換えてみると、当園の教育目標、保育理念、保育方針などが全職員に統一されているだろうか?と考えさせられた。
どんなに立派な教育目標、保育理念、保育方針などが掲げられていても、個々がバラバラの目標に進んで行っては目標達成にはならない。全職員が一つの
目標をしっかりと把握して、その目標に進んでいってこそ、元気なみわだいっこの成長につながる。

当園では、朝礼、終礼で教育目標、保育理念、保育方針を一人一人が提唱して園の統一を図っている。職員は何故、毎日、毎日同じことを提唱するのだろうかと思っているかも知れないが、統一の大切さ、幼稚園が一つにまとまることの大切さの大切さ・・それがみわだいっこの成長につながることを知らず知らずのうちに習慣として身につけていって欲しい!この思いで続けている。教育目標、保育理念、保育方針・・皆様方の園ではどのように徹底されていますか。