Vol.063

2008.09.02 Up

☆彡・・〜 初心に戻って 〜・・☆彡

夏休みも終わり、賑やかな楽しい幼稚園生活が始まった。
やっぱり!幼稚園は子どもたちの元気な笑い声が響き渡ってこそ幼稚園だと痛感している。そして、元気が一番!健康が一番!ということも痛感している昨今である。皆様方はいかがですか。

さて、長期にわたって休んでいた『園長コラム』今月から再開するようにしました。たわいのないコラムですがご一読していただければ幸いです。

当園の夏期保育の時、小学校、中学校の3年次の先生が実習(研修)に見えられた。実習(研修)の趣旨は
異校種体験をとおして、各校種の幼児児童生徒の心身の発達段階からみた特徴や指導の在り方についての理解を深め、日頃の学習指導や生徒指導の改善を図る研修。(小学校
校区内の公民館、福祉施設、民間企業等での体験をとおして、対人関係能力の向上や視野の拡大を図る。(中学校
ということだ。
今だかって、公立学校の先生方の校外実習(研修)なんてあっただろうか。
ちょっと不思議な気もするが、これだけ社会が多様化してるなかでの校外実習。とてもよいことだと思う。
学校の先生方は机上での勉強が主だが、幼稚園は遊びを通しての勉強(学習)が主となっている。先生方がどのように子どもたちと関わっていかれるか、どんな遊びを展開していかれるか・・・ちょっと興味をもって見させていただいた。最初、遊びに戸惑ってあるようだったが、子どもたちからの声掛け、誘いかけに、吸い込まれるに遊びが始まっていった。
最後は「先生、だ〜い好き」と先生方を取り囲む子どもたち。ほのぼのとした空気があたり一面に漂った。あどけなく笑う子どもたち。なんて素晴らしい子どもたちなんだろうと再確認させられた。

先生方の感想をお聞きすると
「子どもって可愛いですね」「元気ですね」「幼稚園の先生の仕事って大変ですね」と笑顔いっぱいでお話くださるその顔には、私が忘れかけていた新任の頃を思い出すことが出来た。この二学期、私も初心に戻って幼児教育に邁進していきたいと思う。と同時にもっともっと公立学校と幼稚園のパイプがつながっていくことを切に望んだ一日でもあった。