Vol.060

2007.01.05 Up

☆。。・・明けまして おめでとう ございます・・。。☆
穏やかな2007年・・平成19年の幕開けです。本年もよろしくお願い致します。

さて、皆様方はどんなお正月を過ごされたでしょうか?
私は元旦に初詣をして一年の計を立ててみました。実行できるか否か・・?
ここが問題ですが・・例年通りだとまずまずの実行へのスタートが切れるかな・・
といったところです。
この一年が皆様方にとりまして実り多き一年になりますことをお祈り申し上げます。

久しぶりに感動した小学生の「30人31脚の全国大会」を見た。予選の福岡大会を以前に見て、そのときも感動をしたが、全国大会でまたより以上の感動をもらった。
30人の子どもたちが足を結んで(二人三脚が30名になった状態)一斉にスタートをしてゴールめざして駆け抜けるものである。30人の一心同体とならねば最後まで走りぬけることはできない。走っている途中で転倒したり、足を結んでいるバンドが外れたりしたらそこからやり直しである。

無心に仲間を、担任を信じて走る子どもたち。走り終えたあと祈るように、心ワクワク、ドキドキさせてタイム発表を待つ子どもたち。その表情が何ともいえない緊張感に包まれているのが画面を通じて痛いほど伝わってくる。
この競技はトーナメント方式になっているので一回走った時点で勝者と敗者がきまる。勝者と敗者の顔が画面に映し出される。勝って喜ぶ子どもたち。負けて泣き崩れる子どもたち。まさに明と暗である。

敗者が控え室に戻って担任が話をする。キャップテンが涙でクシャクシャになった顔で声で挨拶をする。「こんな僕についてきてくれてありがとう。優勝はできなかったけど胸を張って学校に帰ろう
学級崩壊が叫ばれる中、犯罪の低年齢化が叫ばれる中、こんなに仲間を信じて、担任を信じて、自分自身を信じて夢中になれる子どもたちがいる。なんと素晴らしいことか。頑張って、頑張って・・敗者にはなったがそこから得た宝物は何物にもかえがたいものがあったと思う。流した涙に今までの数十倍の宝物を手にしたことだろう。今の時代でもこんなに感情豊かな子どもたちが育っていることをもっともっとマスコミに報道してもらいたいものである。
感動をくれた子どもたちに感謝のひと時であった。