Vol.059

2006.12.22 Up

☆。。・・。。幼・児・教・育。。・・。。☆

もう一年・・まだ一年・・ことばの用い方でこんなにも意味が変わるなんて・・
これはひとつの言葉で相手を傷つけたり、喜ばしたりするのとおなじだなぁ〜と思う。
さてさて、もうすぐ幕を閉じようとしている2006年・・今年のように『』の尊さが叫ばれた年はなかったのではないだろうか。それといじめ。いじめについては幼稚園だよりでも、HPでもかいているのだが、いじめは昔もあった。わんぱく坊主が、ガキ大将が必ずいた。怪我もあった。泣き虫もいた。お人よしもいた。それでもみんなで遊んでいた。喧嘩をしてもいつしか仲良しこよしで遊んでいた。何も心配なかった。周りの大人の人たちがみんなで守ってくれていた。叱ってくれていた。よその家でご飯を食べていた。お風呂も入っていた。
大人のモラルがなくなってしまって、みんな仲良しこよしの時代がなくなった。
子どもが犯している罪以上に大人の罪が大きい。大人顔負けの犯罪が起こっても大人社会が子どもに与えた大きな汚点である。子は親の鏡というように・・子どもは親の背中を見て育つというように、子どもが犯罪をそれも残虐極まる犯罪を犯しても全部大人社会の中から見習ったものである。

大人のモラルがここまで落ちてしまえば子どもたちは何を尊敬して何を信じて
何を目標に前進していけばいいのか・・・我々大人は子どもたちに謝らねばならないことばかりである。とはいっても大人が子どもたちにどうやって謝るのか・・・到底できないことである。

それならばこの日本を立て直す手立てとしては何が残されているのだろうか。それは【幼児教育】以外にはないのである。中学生のことばかりが取沙汰されているが、中学生からではもう遅い。小学生でも学級崩壊があり残虐な事件が起こっている。さすれば【幼児教育】しかないではないか。それも私立の幼児教育である。幼児期にしていいこと、悪いことをしっかり教えてこそ、その人の人生・人格が出来上がっていくのである。人生の根っこの部分である幼児期、この幼児期に根をしっかりと張ることのできる人格形成をしておかねば、風が吹き、雨がふり、台風が来て大嵐になった時に耐えうることができないのである。天皇陛下でも総理大臣でもどんなに偉い人でも幼児期はあった。幼児期にいかに大切な・・・人として如何に大切な教育=愛情を注がれたかによってその人の人生は決まってしまう・・といっても過言ではない!
戦後60年たって崩壊した教育なら60年たって取り戻さねばならない。
今からもっと、もっと【幼児教育】に力を入れていきたいと思う私である。