Vol.053

2006.07.26 Up

☆彡。。・・。。梅雨明け宣言。。・・。。☆彡


  やっと出された梅雨明け宣言!昨日までの天気とはうって変わって青空が広がっている。そして、真夏の太陽が照り付けている。もっと早く梅雨明け宣言が出ていれば今回のような大惨事・・水の被害は出なかったろうにと思うが、これも自然の摂理だろう。自然の前に人間はなんと無力なものか・・を、思い知らされた。被害地の一日も早い復興を願いたい。

 さて、ワールドカップが終わりサッカー会では4年後に向けての基本作りがはじまった。監督が決まり、監督による現場視察がおこなわれ、人選も始まったようだ。4年後のワールド大会ではどのような試合運び・・監督の采配が振るわれていくのだろうか。

スポーツの世界、企業(会社)の世界・・・どんな世界でもトップの姿勢で上昇するか(成功)下降するか(失敗)が決まるという。まさにその通りだと思う。新しく日本の監督になったオシム氏がどんな試合を展開していくかが楽しみである。(という私はあまりサッカーのことはわかっていないのであれ?と思われるところがあったらお許しを!)

ジーコジャパン・サムライ・日本と銘銘されて戦ってきた日本の前監督、ジーコ氏が記者会見のときに言った言葉に同感を覚えた。
日本人は体力・筋力がたりない。これらは日本代表になって身につけるものではなく、専属クラブにいる時に身につけてくるものだ・・しいて言えば13〜14歳のころからしっかりと身につけておくべきものだ。この言葉には私も同感だった。代表になってからはじめるのではなく、基本トレーニングは常日頃、鍛えて、鍛えて身につけておくべきものである。試合の前に慌ててしても身につかないし、試合中に持久力も低下して途中でバテてしまう。

サッカーはまず走らねばならないスポーツだと私は思う。それもボールとともに走らねばならない。
そして、何処に、誰に回すか・・・常に正しい判断が求められる。それも競技場中、試合中にである。いかに常日頃の練習が大切かをジーコ氏は言いたかったのではないかと思った。

新監督は日本は個人の技術はよいがチームワークに欠けるところが見られると言った。日本のいいところは敏捷性、攻撃性、技術力の高い所である。
だからこれらを生かして「日本のサッカー」をするべきだ。
日本がブラジルやドイツ、フランス、イギリスの真似をしても駄目なんだ・・・
日本には日本の良さがある!これを生かすことである。
私はこの言葉にも同感を覚えた。

相田みつを先生の詩に【みんなほんもの】という詩がある。
メロンはメロン、トマトはトマト、リンゴはりんご・・・みんなそれぞれに
ほんもののよさをもっている。メロンがすいかになることはない。
リンゴがみかんになることもない。

幼児教育の現場でも同じことがいえる。幼稚園は行事が多い。得てして行事の前になって慌てて練習することがある。さっきのサッカーのように常日頃の生活の中で身につけていけば何も慌てることはない。

そして【みんなほんもの】のように、子どもたち一人、一人がもっている
ほんもの】をみつけて、育んでいけば誰も惨殺な事件を起こす人には育っていかないものである・・・!と、私は思っている。