Vol.049

2006.04.08 Up

。。・・。。平成18年度、初の失敗!そして、学んだこと。。・・。。

  私事ではあるが・・犬の競技大会(アジリティー)に出場した。
まだ初めてばかりなので、大会の内容はよくわかっていない。常に何とかなる!の精神で出場しているので、犬と私を指導してくださっている先生は大変だろうなぁ〜と思う。
時々・・「ショウちゃん(私の愛犬の名前)は、いいけど、お母さんが・・・」と、苦笑いをしてある。まぁ〜それでも楽しければいい!と私は思っていた。
しかし・・・楽しいばかりでは駄目なときもあった。

 先日、このアジリティー大会が、甘木市の文化水の村で行われた。
大雨でグランドがぬかるんでいる中、私と愛犬は走った。途中には超えなければならない障害物が18個置いてある。それを走りながら飛び越えたり、くぐりぬけたりしながらゴールを目指して走っていくのである。
それも1番から18番までの順番を間違えないように、犬と共に走っていく。
私は愛犬に指示を出した。愛犬は私の指示を受けて確実に次から次へと障害物をクリアーしていった。
6番目の障害物をクリアーして「今日は調子いいぞ!」と思ったその瞬間、当然7番目の障害物を指示すべき所を、私は9番目の障害物を指差していた。私の指示通りに走っていく愛犬は当然のごとく9番目の障害物を越えてしまった。
あっ!」と思ったときはもう遅かった。その時点で失格である。

 愛犬は失格の意味がわからずそのまま走りながらもいつもと違う様子に気がついて、走るのをやめて立ち止まった。それでも私の指示を待ってソワソワしていた。
たかが犬・・だが、ひとつの指示の間違いで落ち着きをなくしてしまった。
これを幼稚園に置き換えたらどうなるだろうか。
ひとつの指示の間違いで、子どもたち、保護者、我々もパニックを起こしてしまうかもしれない。怖いことだ。指示を出すものは確認に確認をして指示を出さねばならないと再認識させてもらった。
それと同時に「油断大敵!」ということも痛感した。事を成すときは最後の最後まで気を抜いてはいけないことを教えてもらった大会であった。

人は往々にして、間違い・ミス・失敗をするものである。失敗を恐れては何も出来ないが、しないに越したことはない。平成18年度の初の失敗は、私事の始まりの失敗だったが、これを幼稚園に置き換えて【確認の徹底】を図っていきたいものである。