Vol.045

2006.01.17 Up

☆彡〜。。みわだいっこの発想!。。〜☆彡

 朝から職員室は賑やかである。手紙を印刷している所に子どもたちが入ってきた。輪転機の周りに輪が出来た。
「わぁ〜凄い!手紙がどんどん出てくる!」これが第一声だった。
「みて〜!こっちの方はな〜んにも書いてないよ」
「でも、出てくるときは、字と絵が描いてある」子どもたちは、何も書かれていない紙が送りだされて、出てくると文字と絵が書かれてくるのに歓声をあげていた。
「不思議ねぇ〜、何も書いてないのに、この機械の中を通ってくると字と絵が書いてあるね。誰が書いているんだろうね」と聞いてみた。
一瞬、子どもたちが考えた。
「わかった!この中に小人さんがい〜っぱい!入って、み〜んなで書きよおとよ」
「そうやん、小人さんやん。小人さん忙しいねぇ。がんばれ〜!小人さ〜ん」と、エールの拍手が起こった。

子どもたちの発想は素晴らしい!と思った。素直だと思った。
自然に笑いがこぼれた。
一日の始まりに笑いがこぼれるなんて・・幼稚園の先生ってやっぱり凄い仕事だなぁ〜と実感した。

 そういえば、子どもたちと池の周りの散策に出たときもそうだった。
池に「蒲の穂」をたくさん見つけた。
蒲の穂よ」って、言う前に子どもたちが
「園長先生、お池の中にフランクフルトがた〜くさんあるね」と言ったのを思い出した。
な〜るほど・・フランクフルトか!
やっぱり子どもの発想は素晴らしい!

女の子が虹が出ているのをみて
「園長先生、私ね、を食べたいの」
「どうして?」
「だって、を食べたらキラキラって七色に輝くんだよ」そう言って、両手を上げて虹をつかまえに走って行った。私は「を食べなくても輝いているよ。」と大きな声でその子に向って叫んでいた。
このときも子どもの発想って素晴らしい!と思ったものでした。
この素直さが世界の日本を作り出してくれることを念じたい。