Vol.041

2005.10.21 Up

元 気 な 《み わ だ い っ こ》
♪〜か〜ごめ、かごめ かごのなかのとりは・・〜♪
♪〜♪〜あのこがほしい はないちもんめ〜♪〜♪
♪〜とおりゃんせ とおりゃんせ ここはどこのほそみちじゃ〜♪

もう10月も下旬に入ったというのに、まだ「暑いね」という挨拶が自然にでる。
これも地球の温暖化が確実に進んでいる一端なのか。
この温暖化に歯止めをかけるために我々は何をすればいいのか・・・
環境の問題、エネルギーの問題・・・問題は山積みされているのだろうが、
私にはなすすべもない。
せめて私に課せられている幼稚園教諭という道を全うしていきたいと思う。

今日も子どもたちの声が幼稚園中に響きわたっている。
とくに朝の遊びでは「わらべうた」遊びが多い。子供たちだけでしているグループと、教師と一緒にしているグループがある。どの子も大きな声で歌いながら、わらべ歌遊びに興じている。
今の子は・・と、よく言われる時代だが、こうやって昔ながらの「わらべうた」をうたって、遊んでいる子供たちをみていると10年前の子供たちと今の子どもたち・・・全然変わっていないなぁ~と思う。変わったのは時代であって、我々大人である。
私が小さいころも、今の子どもたちと同じように ♪〜か〜ごめ かごめ 
か〜ごの な〜かの とりは〜♪
 と、遊んでいた。
い〜っぱい!遊んで、あそんで、遊んで、おなかもすいた。ご飯も、い〜っぱい!食べた。必ずお味噌汁があって、お漬物があって、めざしがあって・・・
見ただけで酸っぱくなる梅干も。季節の野菜が食卓にあった。
食材は豊富ではなかったが誰も病気することもなくみ〜んなが元気だった。

丁度、今の元気な【みわだいっこ】そのものである。私の教育方針
心身共に健康で 強い子 元気な子 明るい子】【自分で考え 自分で判断し 自分で行動できる子】が年々育っていっている。
常に子供たちに問いかけて、子どもたちが自分で考えることが出来るにはどうしたらいいか・・・そればかりを私自身も考えて問いかけてきた。
子どもたちはほんとによく考えるようになった。今では【どうしたらいいかな?】と問いかけると、すぐ答えが返ってくる。嬉しい限りである。
これからもこの【問いかけ保育】を続けていきたいと思っている。