Vol.038
2005.08.22 Up

★〜。。*。。まさか!・・・ということ。。*。。〜★

  もう何年か前になるが・・仕事を終えて家路に向かった時のことである。
あ〜、今日も無事に終わったなぁ〜と思いながら駐車場に車を入れようとしたとき、見知らぬ車が私の駐車場に止めてあった。
誰かなぁ〜・・人の駐車場に・・しばらく待ってみたが人が来る気配はない。困ったなぁ〜と思い、車のフロントガラスに「早急に車を動かしてください」と、張り紙をして部屋に入った。私の車は路上駐車である。気になりながらもお風呂に入って、食事をして・・それでも車が動いた気配ない。また駐車場に下りていって人が来るのを待った。

やっぱり人が来る気配はない。とうとう警察に電話をした。警察は団地内の駐車違反なので取り締まることは出来ない・・冷たい応対だった。
私は自分の路上駐車のことが気になりながらも部屋の窓から外を見ていた。
すると電話がなった。
警察からである。警察も慌てているようだった。何があったんだろう・・!
受話器の向こうも慌ただしい雰囲気があった。
「あなたの駐車場に止めてある車は盗難車です。盗難届けが出ています。今から警察署員が伺いますので、恐れ入りますが駐車場のところで待っていただいてよろしいでしょうか」ということだった。
それから警察の方が見えて色々と事情を聞かれた。私はそのまま路上駐車の許可を得て部屋に戻った。警察はいつ犯人が車を取りに来るか、の張り込みをするというのだ。
部屋に戻ったが中々眠れない夜だった。結局犯人は出てこなかった。盗難届けを出してあった所有者の方が引き取りに見えて一件落着だった(私的にはすっきりしない話だった)
まさか!ってことは、いつ、どこで、何が、起こるかわからない。
殺人事件も、今度の地震も、交通事故、飛行機事故、怪我も喧嘩も・・・
まさか!というのはいつでもありうることである。テレビの世界だけではなくなった。もうすぐ二学期が始まる。あってはいけないことではあるが・・
まさか!ということを頭においてしっかり子どもたちを見てほしい。
二学期は、夏、初秋、秋、初冬、冬・・・たくさんの季節を一度に過ごすことが出来る。心も体もグ〜ンと伸びる時期である。子どもたちの成長を見逃さなくていいように私たちも一緒に成長していきたい。
二学期もよろしくお願いいたします。 

=園長 永島 美智子=