★。。・・。。訓・練 = し・つ・け。。・・★
「警察犬・家庭犬訓練学校」に犬の訓練の様子を見に行った。
大型犬、中型犬、小型犬、それぞれの犬の大きさによって訓練の仕方も違うようだ。
しかし、基本的には大型犬であろうと、中・小型犬であろうと同じだと思う。
訓練は、訓練士と犬の信頼関係でなりたっている。訓練に入る前に充分な信頼関係をつくっている。
そして、「待て」や「伏せ」「おすわり」「こい」などの指示をだしている。
その指示(訓練)を何回も何回もだして、繰り返し、繰り返し訓練していく。
それでも中々身につかない。
子どもたちのしつけも同じである。
トイレのしつけ、食事のしつけ、あいさつ、はきものをそろえる、衣服の着脱、順番を守る・・・
どれをとっても一回では身につかない。何回も何回も反復練習をして身についていく。
繰り返し、繰り返し!である。それも根気強くである。
「待て」の指示をだしてそれが出来たとき、訓練士はオーバーに犬を褒める。抱きしめる。思いっきりなでている。また指示をだす。オーバーに褒める。抱きしめる。また指示をだす。褒める・・・
犬は褒めてもらっていることに気がつく。褒められるってことはいいことなんだとわかってくる。そして、自らが次の指示をクリアーしていこうと努力している。訓練士の指示を、目をじってみている。
しつけの例えを子どもと犬にするのは失礼かも知れないが、幼い頃のしつけは子どもも動物も同じではないだろうか。
繰り返し、繰り返し、根気強く<しつけ>をしていきたいものである。我々大人が見本となって。
訓練士と話して、もうひとつ<しつけ>の共通点をみた。
訓練学校に5歳になる犬の訓練をしてくれ・・との依頼があったそうだが、犬も5歳になると訓練をしてもある程度のものしか身につかないそうである。
若い犬ほど覚えるのも早いし訓練したこともよく身につくそうだ。
子どものしつけも同じことである。<しつけ>は、今、身につけていきましょう。社会生活を営む上で困らないようにするために!
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