Vol.019
2004.09.24 Up

☆彡・。。・「たゆまずあゆみ、恐ろしカタツムリ」・。。・☆彡
 これは長崎の平和記念像の作者=北村西望先生が読まれた句だそうです。
作成中の朝、記念像の足元に一匹のカタツムリがいた・・・
夕方また見に行ったら、そのカタツムリはなんと9メートルの像のてっぺんまで登っていた。その様をみて
たゆまずあゆみ、恐ろしカタツムリ」の句を読まれたそうです。

みなさんはこの句を読まれてどのように感じられますか。

日本に「継続は力なり」ということわざがあります。まさにカタツムリはこのことわざを自分の体で表現したのではないでしょうか。

カタツムリは途中で登るのをやめていたらとても像のてっぺんまでたどり着くことはなかったでしょう。
彼の中に像のてっぺんまで登るぞー!という意識があったかどうか別として
私は彼に何かを教えてもらったような気がします。
また、経営の神様といわれた故松下幸之助氏の言葉にも私は教えていただきました。
ある講演会の会場で「松下さんは何でも成功してあるが、成功の秘訣はなんですか」と質問があったとき、松下氏は「成功するまで続けることです」と答えられたそうです。
途中で諦めず続けることです。繰り返し、繰り返し続けていくことです。

大記録に望んでいるイチロー選手もそうです。
どんなに忙しくても、どんなに夜が遅くなってもバットの素振りを一日たりとも欠かしたことがないそうです。夜中に帰宅しても必ずバットの素振りをするそうです。だから世界のイチローが生まれたのでしょう。
輝く人は一つのことにこだわり、そのこだわりを大切にし続けています。
続けていくからこそ反省も生まれ、反省があるからまた次が見えてきます。
スランプに陥ったときこそ基本に戻ることが大切です。

時代がどんどん変わっても子どもたちが本来もっている輝きは変わりません。
子どもたちの輝きに共感しながら、一体化しながら歩み続けていきたい!
美和台幼稚園でありたいものです。