Vol.016
2004.07.23 Up

 一学期が終わった。我々はちょっと一息! つかせてもらうことが出来る・・(かと言ってず〜と休みではないことも付け加えておこう)
保護者の方にとっては「魔の夏休み」だそうだ・・申し訳ない・・

 この休みを利用して、我々もあっちこっちの研修に参加して二学期からの子供たちの触れ合いにより一層!生かしていきたい。
早速、今月の26・27日に開催される研修に参加である。さぁ〜頑張って学んでくるぞ!

 ある新聞を読んでいるとこんなことが書いてあった。そのままの文章を紹介しよう。

=学校と私・・出会いは人を変え、育てる=

 中学、高校、大学で出会った4人の恩師のお陰で、今の私があると実感しています。
バレーボール部主将だった私にサッカーへの転向を勧めたのが中学の顧問だった矢島利隆先生。当時、バレーが9人制から6人制になり「これからは身長が180cmないと無理だ」と。当時私は172cm。(国見高OBの)平山(相太選手)に「お前は長身だからバレーに転向しろ」と私は言えない。指導者のしての了見の広さを感じます。

高校では対照的な先生2人にサッカーを学びました。

江口覚太郎先生は実に厳しい方で、私たちが何か悪いことをしたらバシーンと飛んでくる「左パンチの覚太郎」。いくつくらったか。

瀬戸哲先生は「話せばわかる」タイプ。一切しからない。当時としては非常に高度な理論的サッカーを教えてくれた。「九州のサッカーは百姓一揆。サッカーは一人一人の技術を高め、組織でやるものだ」と話していました。

大学のサッカー部の上田亮三郎監督は中高時代の恩師の要素をみな持っていました。
「デスマッチ」といって、朝9時から夜10時まで試合をさせるような厳しい面もありましたが、ヘディングの強い私を皆の前で「おい、小嶺を見習え」褒めてくれるなど愛情深い人でした。いまだにこの方の影響は非常に大きい。
「出会い」は人を変え、人を育てます。私は幸せ者です。いい出会いをもらって。

 子どもが最初に大人に出会う場は家庭。だから、教育の基本は家庭です。親は自分の教育論を語るより、働く姿を見せるほうが子どもの教育にはいい。
私は3人の娘に教育論を語ったことなどありません。家族旅行も授業参観も運動会も、行ったことがない。ずっと遠征でしたから。風呂に入れたこともない。
基本となるしつけ(徳育)ができていれば、あとは簡単。学校で勉強(知育)とスポーツ(体育)をどんどんやればいい。「知徳体」のバランスが大事。その中心をなすのは、厳しさと優しさ。
4人の先生は人間教育に両方の要素が欠かせないことを身をもって教えてくれました。

これは長崎の国見高校長兼サッカー部総監督の 小嶺 忠敏さんの話です。
皆さんはこの話を聴いてどう思われますか。

当園のホームページの<NO9>に「子は親の鏡」というのを掲載しています。
読んでみてください。
子どもたちが【親】を見る目は正直ですよ。